田舎暮らしを憂いていたら、彼氏が大好きだという事実に気がついた。

私の実家はいわゆる田舎です。

完全な車社会で、おじいちゃんおばあちゃんの住んでいる割合が高く、子供は少ないです。

私が通っていた小学校は2年前から近くの小学校と統合しました。

1年後には新しい校舎ができ、通っていた小学校は完全に廃校になります。

路線バスはバス停じゃないところでも手をあげると停まってくれます。

帰りも同じです。運転手さんにここで降ろしてください、と場所を伝えるとその場所で降ろしてくれます。

そんな便利なバスですが、駅へ向かうものが1日4本、駅からうちへ向かうものは1日3本。時間も非常に限られています。

周りはおじいちゃんおばあちゃんと同居している家庭が多く、近所の人たちとはすれ違うと挨拶をするので大体が顔見知りです。

いまだに屋号も通用します。おじいちゃんおばあちゃんにはそのほうが伝わります。

 

このような田舎に住んでいる私ですが、自分の居住地を田舎なんだと認識したのは大学に入ってからです。

それも帰省した時に強く感じます。

友人たちは帰省すると友達と遊んだりどこかに出掛けたりするようです。

しかし私はというと、基本家にこもったままイッヌの散歩くらいしか家を出ることがありません。

というのも、足がないからです。

車がないのです。

両親は共働きで、どちらも朝早く家を出ます。

自転車はあるのですが、自転車で駅に行くには早くて30分長くて1時間かかります。

しかも最近暑いじゃないですか。こんな炎天下の日々に自転車を長々と漕ぐものじゃないですよ。

ということで私は出かけようにも、足がなく必然的に家から遠出することができないのです。(怠惰なだけ?)

 

ここにきて初めて都会暮らしの人を本心から羨ましいと思いました。

もちろん、これまでも都会暮らしはコンビニも近くにあるし、歩いてお買い物に行けるし、夜遅くまで出歩くこともできるし、自分で(親に送ってもらわずに)学校に通ったり遊びに行ったりできるし、いいなあと思ったことは多々あります。

ですが、田舎は自然が多く、夜は静かで近所の人たちとの交流もあり、いいところだと思っていました。

しかし、今回は一人暮らしをして自由に出歩いていた経験があったのでこの立地に対する不満を強く感じてしまいました。

加えて、一人暮らしの時には彼氏とほぼ同棲状態だったので、彼氏に会うことができずに寂しさを募らせていることも不満を感じてしまった一つの要因だと思います。

早く彼氏に会いに帰りたい。

本音はこれに尽きます。

 

今までの話なんやねん。て感じですね。

でもようは早く彼氏に会いたいんです。

なんなら帰省してきた初日から会いたいです。

私に移動手段があれば、この気持ちを紛らわすべく遊びに行ったり買い物に行ったりできるのに。

なんなら会いに行くことも不可能ではないのに。(片道8時間以上かかるけど)

そう思えるだけでも楽な気持ちになります。

彼氏に会いたい〜。ずーっとそれを考えています。

ラインの返事が返ってくれば嬉しくなるし、なかなか既読がつかないと心配になるし、私は全力で彼氏に恋をしています。

はー好き。

 

書いていてなんの話かわからなくなってきました。

田舎に飽き飽きしてきたという話だったのですが、よく考えるとそれは彼氏に会えないからだ、という結論に至りました。

私の中でそれだけ彼氏の存在が大きいのです。

私の恋人には依存性があるのです。

毎日会っていても、またすぐに会いたくなる。

いったい彼はどんな魔力を使っているのでしょうか。

兎にも角にも素敵なのです。最高なのです。

優しいし、料理が上手だし、掃除や洗濯もしてくれるし、頭はいいし、話は面白いし、私の話を聞いてくれるし、不安になった時には慰めてくれます。

こんなに素晴らしい人がこの世にいるんだ!と付き合いを重ねるにつれて驚きが大きくなっています。

こんな素敵な人と出会うことができて、なおかつお互いにお互いのことが好きで、一緒に暮らせている。

こんなにも幸せなことがこの世の中にあるんですね。

本当に愛しい人といるだけで幸せになれます。

寝顔を見ているだけで癒されます。

つまり私は彼氏が大好きなのです。

 

素敵で最高な彼氏に早く会いたい!

家族も好きだけど、それが薄れるくらいに今は彼氏が大好きです。

こんな感情を教えてくれてありがとう。

この感情が今だけでも、それでも味わうことができただけで幸せです。

本当に大好き。

私が実家から帰ったらいっぱいハグしようね。